千葉日報 98/04/08 地域ニユースより
1998/04/28担当者より掲載の承認をいただきました。


柏市内の小中高校4校
授業でインターネット利用


インターネットの利用が始まる柏市内の小学校=市立田中北小コンピューター教室で

 柏市内の小中高校4校で今年度から、インターネットの利用が本格スタートする。各校のインターネット利用をサポートするのは、同市光ケ丘に本部を構える麗沢大学とモラロジー研究所の呼びかけで発足した民間の任意団体「柏インターネットユニオン」(KIU)が運営する教育専門の地域ネットワーク。学校教育での地域ネットワークづくりは全国でもまだ珍しいといい、同市の試みは教育関係者の注目を集めそうだ。一方、同市中央公民館も市民を対象に、インターネットを利用した初の公民館講座を5月に開講する。

 KIUは、同大と同研究所がインターネット利用のノウハウを生かして地域の学校のインターネット導入を支援しようと、市内外の教育関係者に呼び掛け、昨年4月に発足。KIUの運営には柏市教委も参画。市内の各校からは100人を超す教員が参加し、同大や同研究所のスタッフを交えて勉強会などを続けてきた。

 こうした下準備を経て今年度、まずは田中北小、旭東小、土中、市立柏高の4校でインターネットの利用が始まる。各校はKIUに会員として加入、KIUの地域ネットワークを経由してインターネットに接続する。

 KIUネットでは、インターネット上を飛び交う有害情報については、排除するバリアを設けることになっており、利用校側でこうした対策を立てる必要はない。料金も入会金1万円、年会費3万円を払えば、あとは通信費を負担すればよく、低経費で利用できる。

 同市教委では昨年度から、小中学校のパソコンのインターネットが使える新機種への更新を進めており、それに合わせ、今後数年間で小学33校、中学16校すべてでインターネット利用を開始したい考え。